北米での展開
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/15 01:43 UTC 版)
2002年の日本店舗の売却に続き、北米でもショッピングモールを基盤としたチェーン展開に陰りが見えてきたことから、2004年11月に売却された。当初はウォルマートへの売却も検討されたが断られ、現在、アメリカ合衆国とカナダでは、子供向け衣料品店チェーンを展開するThe Children's Place, LLC.の完全子会社、Hoop Retail Storesが店舗を所有・運営している。Children's Placeはディズニーと長期のライセンス契約を結んでおり、契約期間は少なくとも50年に渡る。 Children's Placeは、店舗数の増大、小売価格初期値の引き下げ(ディズニーストアでは、当初は高めの小売価格を付けるものの、数週間後には実質的に値下げすることで知られていた)、アウトレット店の開店などにより、ディズニーストアブランドを再生するとしている。小売価格を引き下げても、運営コストを抑えるため、ディズニーストア商品に独特の高い利ざやは維持できるとする。 ディズニーでは直営の店舗として「ワールド・オブ・ディズニー」をニューヨークの5番街に展開している。また、カリフォルニア・バーバンクの「ウォルト・ディズニー・スタジオ」敷地内に、自社従業員と特別客のみが利用できる「ディズニーストア」を所有している。 現在のところ「www.disneystore.com」は、Children's Placeの運営するディズニーストアのものではなく、ディズニー運営の電子商店街「disneyshopping.com」への転送アドレスになっている。なお、Children's Placeは2007年にDisneyStore.comドメインを取得する見込みである。
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