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包拯

(包公 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/10 03:26 UTC 版)

包 拯(ほう じょう、咸平2年2月15日999年3月5日)- 嘉祐7年5月24日1062年7月3日))は、中国北宋の政治家。希仁は孝粛。廬州合肥県の出身。包公包待制包青天とも呼ばれ、中華圏では子供から老人まで、あらゆる世代に知られた人物である。


  1. ^ 『宋史』卷三百十六 列傳第七十五 中国語版ウィキソースに本記事に関連した原文があります:宋史/卷316
  2. ^ 中国語版ウィキソースに本記事に関連した原文があります:宋樞密副使贈禮部尚書孝肅包公墓銘
  3. ^ 根ヶ山徹(ねがやまとおる、1964年下関市に生まれる。山口大学人文学部長)《『龍圖公案』編纂の意圖》中国文学論集 九州大学中国文学会出版 (14), p110-141, 1985-12 pdf 。p.130。
  4. ^ 中国語版ウィキソースに本記事に関連した原文があります:夢溪筆談/卷22
  5. ^ 徐度、じょ たく、生没年不詳、字は敦立。
  6. ^ きゃくそうへん。
  7. ^ 中国語版ウィキソースに本記事に関連した原文があります:卻掃編/卷中
  8. ^ 彭乗、ほう じょう、985年 - 1049年、字は利建、益州華陽県の人。
  9. ^ ぼくかくきさい。
  10. ^ 中国語版ウィキソースに本記事に関連した原文があります:墨客揮犀/卷01
  11. ^ 中国語版ウィキソースに本記事に関連した原文があります:涑水記聞/卷10
  12. ^ 桂万栄、けい ばんえい、生没年不詳、字は夢協(むきょう)、明州慈渓県の人。『宋史』に伝記なし。
  13. ^ 1251年以降の刊行とされる。(高津孝 2018, p. 29-30) に「包女得嫁」がある。 中国語版ウィキソースに本記事に関連した原文があります:續夷堅志/卷一#包女得嫁
  14. ^ 魯迅が『中国小説史略』で分類を試みている。 中国語版ウィキソースに本記事に関連した原文があります:中國小說史略
  15. ^ その代表作に『錯斬崔寧』(明代の『醒世恒言』に第33巻『十五貫戲言成巧禍』として収録されている。冒頭に原注「宋本作錯斬崔寧」(宋本は佚書)。日本語訳としては《宋・元・明通俗小説選》 1970年 入矢義高 訳 『十五貫の冗談から思わぬ禍いを招いたこと』 平凡社 中国古典文学大系 第25巻 p.223-238、ISBN 978-4582312256 。)
    『簡帖和尚』(明代の『清平山堂話本』に第2話として、また『古今小説』にも第35巻『簡帖僧巧騙皇甫妻』として収録されている。日本語訳としては《宋・元・明通俗小説選》 1970年 入矢義高 訳 『文よこせし和尚のこと』 中国古典文学大系 第25巻 p.377-389 )などがあるが、これらは包公公案ではない。
  16. ^ 『清平山堂話本』に第4話として収録されている。日本語訳としては《宋・元・明通俗小説選》 1970年 入矢義高 訳 『証文物語』 中国古典文学大系 第25巻 p.402-406 。
  17. ^ 同じく明代の『警世通言』に第13巻として収録されている。日本語訳はない。
  18. ^ 都賀庭鐘 《英草紙》 第八編 『白水翁が売卜直言奇を示す話』は比較的原作に忠実な翻案とされる。佐藤深雪、「都賀庭鐘の奇談 : 〔白水翁が売卜直言奇を示す話〕」 『日本文学』 1980年 29巻 4号 p.50-61, doi:10.20620/nihonbungaku.29.4_50
  19. ^ 銭塘散人安遇時 編纂。『增像包龍圖判百家公案』 中国語版ウィキソースに本記事に関連した原文があります:百家公案
  20. ^ 京南蹄正寧静子 輯 呉中匡直淡薄子 訂。 中国語版ウィキソースに本記事に関連した原文があります:詳刑公案
  21. ^ 金陵陳玉秀 選校。 中国語版ウィキソースに本記事に関連した原文があります:古今律條公案
  22. ^ 内10則は『詳刑公案』と重複
  23. ^ 山人仰止余象斗 編述。 中国語版ウィキソースに本記事に関連した原文があります:廉明奇判公案
  24. ^ 《『龍圖公案』編纂の意圖》p.110-116 。 中国語版ウィキソースに本記事に関連した原文があります:包公案
  25. ^ 魯迅は、『中国小説史略』第二十七篇 清之俠義小説及公案 で『龍圖公案』について「文意甚だ拙く、蓋し僅に文字を識る者の為す所」と酷評している。 中国語版ウィキソースに本記事に関連した原文があります:中國小說史略/第二十七篇


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