動物タレントとして
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/08 03:45 UTC 版)
「ポチョ (ワニ)」の記事における「動物タレントとして」の解説
チトとポチョは10年以上に渡り、毎週日曜日の午後に、故郷コスタリカのシキレスにあるフィンカ・ラス・ティラピアス(Finca Las Tilapias)の100m2の人工湖で、世界中から訪れる観光客に水上パフォーマンスを披露していた。ポチョの死の直前の2014年には、チトとポチョに関する映像ドキュメンタリー『Dragons Feast』が南アフリカの野生動物撮影監督ロジャー・ホロックス(Roger Horrocks)氏のもと制作された。ホロックスはドキュメンタリーの中で、ポチョがその頭に受けた銃弾がワニの脳を損傷し、それによって通常のワニの本能が変化したのではないかと推測するとともに、人間が10年以上親密に飼っていても爬虫類のペットに襲われる例があることを指摘し、チトがワニと水に入るときは常に命の危険があると感じた。ホロックスはさらに加えて 「2、3年後には何かが起きるかもしれない、もしかしたら...でも23年間愛し合った結果、何も起きなかったからそうは思わない」と述べている。事実ポチョ行っていたパフォーマンスのひとつに、水に入るとき口を開けてチトに突進し、近づく前に口を閉じて、代わりに鼻にキスをさせるというものがあったが、チトがついに嚙まれることはなかった。
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