創造することと守ることの一致
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/04 21:29 UTC 版)
「文化防衛論」の記事における「創造することと守ることの一致」の解説
われわれが守る対象は、思想でも政治形態でもなく、「日本文化」であるが、その〈守る行為〉はおのずから「生命の連続性を守るための自己放棄」の性質をも帯びる。このような「献身的契機」のない文化の「不毛の自己完結性」が〈近代性〉と呼称され、「自我分析と自我への埋没といふ孤立」により文化の不毛に陥る。「文武両道」とは、「主体と客体の合一」が目睹され、「創造することが守ること」となり、「守ること自体が革新することであり、同時に〈生み〉〈成る〉こと」である。
※この「創造することと守ることの一致」の解説は、「文化防衛論」の解説の一部です。
「創造することと守ることの一致」を含む「文化防衛論」の記事については、「文化防衛論」の概要を参照ください。
- 創造することと守ることの一致のページへのリンク