創作集『檸檬』
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1931年(昭和6年)5月15日に武蔵野書院から刊行された初の創作集『檸檬』は、同年1月末に梶井基次郎を見舞った三好達治が友の痩せこけた衰弱ぶりに驚愕し、基次郎の存命中に出版するべく淀野隆三と奔走して実現したものである(詳細は梶井基次郎#仲間らの奔走――創作集刊行を参照)。 書名は淀野の提案に基次郎も賛成して、巻頭作品になる「檸檬」に決まり、表紙装幀も基次郎の希望で無地となった。題字は基次郎の筆跡となっている。
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