副校長と教諭による大麻隠蔽容疑および生徒間における大麻蔓延事件
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 15:05 UTC 版)
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2022年2月18日、生徒から大麻を没収した際に、警察に届け出ず隠蔽しようとした疑いで大阪府警察少年課は、大麻取締法違反(所持)と証拠隠滅の容疑で副校長と当時生徒指導部長だった教諭を書類送検した。容疑内容は2021年10月上旬から12月下旬にかけて、同校3年の男子生徒が電子たばこを使用して大麻リキッドを吸引しているのを教員が発見し没収した後に、副校長と生活指導部長が校内に隠していたというものである。少年課は2021年夏ごろに、同校の複数の生徒が大麻を密売人から購入している情報を把握したため同年10月に学校を捜索した。もし生徒が大麻を校内に持ち込んでいた場合は警察に連絡するよう伝えていた。府警は複数の生徒への事情聴取を実施した結果、十数人がトイレやグラウンドでの大麻の吸引を認めたため、うち5人を大麻取締法違反(所持)などの容疑で摘発した。この捜査過程で、生徒の一人が教諭に大麻を取り上げられたと証言したため今回の隠蔽容疑が発覚した。3月25日、大阪地検は元副校長と生活指導部長だった教諭を不起訴(起訴猶予処分)とした。
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