削除制御の困難さ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 08:04 UTC 版)
「ファイル共有ソフト」の記事における「削除制御の困難さ」の解説
P2P技術 を使うと、データが一旦公開されると、キャッシュを持つノードが存在する限り、データが公開され続ける、という問題がある。
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削除制御の困難さ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 05:20 UTC 版)
「Peer to Peer」の記事における「削除制御の困難さ」の解説
Winny事件で注目されたように、データが一旦P2P網に公開されるとキャッシュを持つノードが存在する限りデータが公開され続けるという問題がある。Winnyの場合ではそのデータに誰もアクセスしなくなるとしだいにキャッシュから忘れられて、最後にはデータがP2P網上から消滅するのであるが、覚えている機器が少しでもいると誰かがアクセスしたときに増殖する。また一旦データのコピーをキャッシュに持ったコンピューターが電源オフの状態になると、一旦P2P網上からなくなったように見えても再び電源が入ったときにデータが復活するという事情も手伝って、完全な削除を困難にしている。ただ最近の商用のP2P配信システムでは管理側からリモートで削除ができる仕組みをあらかじめ実装しておくことでこの問題は克服されつつある。
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