利用と被害
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/06 04:49 UTC 版)
種類によっては、生きたまま丸呑みにすると、心臓病や喉などに効くとする民間療法があるが、今日では世界から侵入した広東住血線虫による寄生虫感染の危険があることが分かっているため避ける。オーストラリアでは、ふざけてナメクジを食べ、寄生虫が大脳に感染し、脳髄膜炎で420日間昏睡状態に陥り、意識が回復後も脳障害で体が麻痺、8年後に死亡した例がある。 一方で中国医学では、蛞蝓(かつゆ)という名称で、生薬として使用される。効能は清熱解毒、止咳平喘など。
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