利用と注意
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/04 21:46 UTC 版)
根茎にジェルビン、ベラトリン、プロトベラトミンなどのアルカロイドを含む。根茎は白藜蘆根(びゃくりろこん)と呼ばれ血圧降下剤として用いられたが、催吐作用や強い毒性があるので現在では用いられない。また、東雲草(しののめそう)の名で殺虫剤としても使われた。 芽生えの姿が、山菜のオオバギボウシ(ウルイ)やギョウジャニンニクとよく似ているため、毎年のように誤食して中毒する事例がある。血管拡張作用があるため血圧低下を引き起こし、重症例では意識喪失し死亡するケースもある。ただし、バイケイソウはこれら山菜とは味が違う(不快な苦みがあるという)のが特徴。
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