別名・方言名
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/29 15:20 UTC 版)
「ホコリタケ」の名は、本種を示す和名として用いられるほか、ホコリタケ属・ノウタケ属・ダンゴタケ属・シバフダンゴタケ属などに属する本種以外の種をも含めて総称する呼称としても使われる場合がある。成熟した子実体の外皮が何かに接触したり風に吹かれるなどの物理的刺激を受けると、頂部に開いた孔から胞子が煙のように噴出することから与えられた名である。迷信ではこの煙が耳に入ると耳が聞こえなくなるという地方もあり、「つんぼたけ」とか「みみつぶし」などの方言名は、この迷信に由来する。 方言名も、上記の二つのほかに「かぜのこ」・「けむだし」・「かぜぶくろ」・「うさぎたけ」・「かざぶく」・「いしわた」・「いしのわた」・「きつねのおこつ」・「きつねのたばこ」・「きつねのたま」・「きつねのだんご」など多数にわたるが、これらもまた、本種のみでなく、上記の各属に属する複数の類似種をも含めた呼称である場合が多い。 漢名の「馬勃」もまた、本種とともに、いくつかの類似種(日本では未産の種をも含む)の総称であると考えられる。
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