別メーカーでの生産
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/07 09:39 UTC 版)
「ロータス・セブン」の記事における「別メーカーでの生産」の解説
会社としての体力がまだおぼつかない初期のロータスにとっても、大がかりな生産設備を必要としないセブンは、生産をスタートさせるまでのハードルが低かったが、それゆえに、手作業による生産工程がほとんどを占めるため、大量生産を行うには生産性も悪かった。英国でのキットカーに対する優遇税制の変更と、シリーズ4の主たる販売先と目論んでいた米国での安全基準(5マイルバンパー)の見直しによる輸出の断念などが重なったためロータス社はセブンの生産を終了し、その座をより高額で高利益が得られるロータス・ヨーロッパが引き継ぐこととなった。 ロータスはセブンの生産を終了した際、よりステップアップするための資金源として、ロータスの代理店であったケーターハムへ1973年にセブン・シリーズ4の製造販売権と、在庫部品、製造治具などの生産設備を売却した。 詳しくはケーターハムを参照
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