初期・晩年の作品
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/18 09:41 UTC 版)
「パリスの審判 (ルーベンス)」の記事における「初期・晩年の作品」の解説
ルーベンスが画家として独立して間もない初期の頃に描かれた作品のキャラクターのポーズや配置について、西洋美術研究者の高橋裕子は、マルカントニオ・ライモンディ (en:Marcantonio Raimondi) が1517年から1520年頃に製作した、ラファエロ・サンティ原案の版画『パリスの審判』の影響を大きく受けている、との旨を述べている。 晩年の作品は、スペイン王であるフェリペ4世のために描かれたもので、ネーデルラント総督のフェルディナンドがフェリペ4世に宛てた手紙によると、3人の女神のうち、真ん中に描かれたヴィーナスのモデルは、ルーベンスの妻、エレーヌ・フールマンであるという。
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