切付けられたダナエ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/18 09:37 UTC 版)
「ダナエ (レンブラントの絵画)」の記事における「切付けられたダナエ」の解説
『ダナエ』は1985年6月15日に、後に精神疾患の診断が下されるリトアニア人の青年ブロニュス・マイギース(リトアニア語版)から硫酸を浴びせかけられた上に刃物で 二回切りつけられた。これにより画面中央ほぼ全ての顔料が溶け落ち、水滴状になって垂れ下がるという大きな損傷を負ってしまう。中でも大きな損傷を受けたのはダナエの顔、髪、右腕、両脚だった。 動機について男は、自分はダナエに誘われ、そして交わるために行為に及んだと話した。ダナエの股間に突き刺したナイフも、硫酸で絵を破壊したことも、この交わりの代替を目的にしていた。
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