分類と症状
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/01/13 09:46 UTC 版)
「ノカルジア症 (ヒト)」の記事における「分類と症状」の解説
原発性と続発性に大別される。 原発性。 外傷などから感染し直接皮膚に発症。 皮膚ノカルジア症皮膚の傷口から感染する原発性皮膚ノカルジア症と、肺ノカルジア症からの血行性散布によって発症する続発性皮膚ノカルジア症がある。化膿性肉芽腫症を呈する。 続発性。 内臓などの先行病変から進展。 肺ノカルジア症慢性の経過を取る。数ヶ月に及ぶ咳や発熱の症状で発症し、膿性痰、食欲不振、全身衰弱などの症状を呈する。肺炎や肺膿瘍、肺化膿症、膿胸などを起こす。胸部X線像は肺結核に似た所見を呈する。 脳ノカルジア症肺ノカルジア症から血行性に転移して発症する。頭痛、悪心、嘔吐、めまい、痙攣などの症状を呈する。脳膿瘍や髄膜炎を起こすことがある。 全身性ノカルジア症全身に播種した末期的感染。
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