分洪道の運用方法と効果
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/25 15:00 UTC 版)
「員山子分洪道」の記事における「分洪道の運用方法と効果」の解説
概要 2002年6月から開始し、2005年に完成。勾配1%、出口には、水の勢いを緩めるための消能池を設けている。 分洪は、攔河堰上游堰前の水位により、以下の操作を行う。 1) 水位が標高63m未満であれば、排砂道閘門は全開で下流に水を流す。 2) 水位が標高63m以上であれば、排砂道閘門は閉めて分洪道に水を流す。 3) 水位が標高62.5mに下がれば、排砂道閘門を開けてへ平常状態とする。 [洪水警報] a) 分洪予警: 水位が62.5になれば分洪予警を発する。 b) 分洪警報: 水位が63mになれば分洪警報を発する。 c) 緊急警報: 水位が67.2mになり、分洪トンネルが満水状態になった時に緊急警報を発する。 分洪記録 最高水位は、2015年9月杜鵑颱風で66.02mとなる。トンネル満水水位67.2mに1m弱まで迫る。65m台が5回発生しており、台北市、新北市の洪水を防いでいる。
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