刀〈銘 村正/寛文元年辛丑八月吉日〉
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/27 23:48 UTC 版)
「村正」の記事における「刀〈銘 村正/寛文元年辛丑八月吉日〉」の解説
62.5cm。焼身。寛文元年(1661年)の作。刀身表に梵字とゴマバシ樋、裏に梵字、剣、蓮花台の彫り物。太平洋戦争末期の1945年7月17日、B29による空襲で桑名宗社が被害を受けた時、松本正利が焼身となった宝刀の束から発見したもので、村正の現存作としては最も時代が下るものの一つ。妖刀伝説の風評被害を避けるために村正は江戸時代に正重に改名したという説があるが、この村正は同時期の正重と作風が全く違うので、村正改名説を否定する物証でもある。
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