処方監査不備
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 02:48 UTC 版)
2005年10月、東京都港区の病院で男性(66)に対し、3年目の研修医が医薬品集のページを見間違えベナンバックス(カリニ肺炎治療薬)を5倍量処方、薬剤師がそのまま調剤し、死亡した。医師と薬剤師の賠償責任が認められた。 2004年4月、川崎市で男性に対し、研修医が併用禁忌の抗がん剤フルツロンとティーエスワンを誤って処方、死亡した。 2003年、医師がアレビアチン(抗てんかん薬)10%散を処方するところ誤ってアレビアチン細粒を処方、薬剤師がそのまま調剤し、死亡した。医師と薬剤師は業務上過失致死容疑でそれぞれ書類送検。 2000年6月1日、福井県福井市で男性(75) に対し、医師(54) が判読しにくい字で5mgと書いたため、看護師が50mgと誤読し、薬剤師 (35) が50mgで調剤し、約1.5ヶ月後に死亡した。医師と薬剤師は業務上過失致死容疑でそれぞれ書類送検。 1999年9月、東京都で女児(4ヶ月)に、医師がジゴキシン0.05mgを処方するところ誤って0.5mgを処方、薬剤師がそのまま調剤し、心肺停止状態に陥った。 1991年1月9日、群馬県で妊婦 (27) に、医師が解熱薬インドメタシン50mgを投与、ぜんそくで妊婦と胎児が死亡した。
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