写真機、映像機器
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/20 07:21 UTC 版)
画像や映像のための機器(カメラ、ディスプレイなど)に関する技術用語、工業用語としては、最も暗い部分と最も明るい部分の輝度の差を指すことが一般的。 コントラストが高くなると明暗の差が大きくなり明るい部分や暗い部分がはっきりするが、中間の色が潰れてしまう。逆にコントラストが低くなると明暗の差が縮まり中間の色が増えて、明るい部分や暗い部分がはっきりしなくなってしまう。 近年ではディスプレイや画像などにおいてよく使われ、デジタルカメラなどで撮影した写真を補正する際、コントラストを変化させることがある。 定量的な定義 定量的に取り扱うための定義にはいくつかあり、状況に応じてさまざまな定義が用いられる。 視覚刺激に焦点を当てて記述する際などには、Michelsonコントラスト L m a x − L m i n L m a x + L m i n {\displaystyle {\frac {L_{\mathrm {max} }-L_{\mathrm {min} }}{L_{\mathrm {max} }+L_{\mathrm {min} }}}} を用いることが多い。LmaxとLminは画像中の輝度値の最大値と最小値である。 ディスプレイなどについて取り扱う際は、コントラスト比 Lmax / Lmin を用いることが多い。ディスプレイで言えばLmaxは白を表示したときの輝度、Lminは黒を表示したときの輝度である。
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