円山大迂とは? わかりやすく解説

円山大迂

読み方まるやま だいう

篆刻家尾張名古屋の人。名は真逸。京に出て貫名海屋に書を学んだ後、中国わたって徐三庚・楊見山等に篆刻を学ぶ。日本両刃印刀伝え、印の刻法を進歩させた。著に『篆刻思源』、印譜に『学歩盦印蛻』。大正5年1916)歿、79才。

円山大迂

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/11/27 08:27 UTC 版)

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円山 大迂(まるやま たいう、天保9年(1838年) – 大正5年11月5日(1916年))は、近代日本の篆刻家である。

は真逸。名古屋の人。

略伝

名古屋の造り酒屋に生まれる。熊本など各地に住み、京都にて貫名海屋の門人となり、経学などを学ぶ。明治11年、上海に渡り徐三庚・楊峴に師事し篆刻を学んだ。帰国後、この新しい印風を日本に伝える。詩・書・画にも巧みであった。東京駿河台南甲賀丁に居宅を構える。

著作

  • 『篆刻思源』
  • 『学歩盦三集』(三冊一帙)
    • 『学歩盦印蛻』
    • 『学歩盦詩鈔』
    • 『学歩盦画譜』

出典

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