内 - 城とは? わかりやすく解説

ない‐じょう〔‐ジヤウ〕【内城】

読み方:ないじょう

城の本丸また、城の内郭。⇔外城


内城

読み方:ウチジロ(uchijiro)

所在 鹿児島県大島郡和泊町

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

内城

名字 読み方
内城ちじょう
名字辞典では、珍しい名字を中心に扱っているため、一般的な名字の読み方とは異なる場合がございます。

内城

読み方
内城うちき
内城うちしろ
内城ちじょう
内城ないじょう

内城

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/07 13:39 UTC 版)

logo
内城
鹿児島県
城郭構造 平城
天守構造 なし
築城主 島津貴久
築城年 1550年天文19年)
主な城主 島津貴久島津義久島津忠恒
廃城年 1602年慶長7年)
遺構 なし
指定文化財 なし
位置 北緯31度36分21.8秒 東経130度33分46.6秒 / 北緯31.606056度 東経130.562944度 / 31.606056; 130.562944
地図
内城
テンプレートを表示

内城(うちじょう)は、鹿児島県鹿児島市大竜町にあった島津氏日本の城

概要

天文19年(1550年)、島津貴久はそれまで島津本宗家が使用していた清水城が手狭になったため、海岸に近い場所に居城を移した。これが内城である。後詰めの城として平安時代末期から続いていた東福寺城があり、内城自体は簡単な屋形作りの平城であったと思われる。その後、島津義久が在城し文禄4年(1595年)まで住んでいたが、豊臣秀吉の圧力のため、富隈城に移転した。その後この城は島津忠恒の居城となったが、忠恒は朝鮮出兵で国元にはおらず、ほとんどこの城を使うことはなかったと思われる。

慶長7年(1602年)、忠恒の命により島津氏の本城は鹿児島城に移り、内城跡には島津貴久と義久の菩提寺である大龍寺が建てられ、南浦文之が開山となった。ちなみに「大龍」の名前は貴久と義久の戒名から取られた物である。そして、明治2年の廃仏毀釈により大龍寺は廃寺となり、跡地は大龍小学校となった。もちろん城郭としての遺構は完全に破壊されて残っていないが、校庭に内城時代からのものとされる手水鉢及び庭石が僅かに残存している[1][2][3]

脚注

  1. ^ 鹿児島県高等学校歴史部会『鹿児島県の歴史散歩』(山川出版社、2005年10月)20頁。
  2. ^ 「戦国島津ゆかりの地めぐりの旅~島津歳久巡礼の旅編~」『カゴシマニアがゆく』2006年8月17日、2015年1月1日閲覧。
  3. ^ 「上町探訪Vol.3内城&篤姫の暮らした上町」『上町維新まちづくりプロジェクト』2009年9月3日、2015年1月1日閲覧。

関連項目




固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「内 - 城」の関連用語

内 - 城のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



内 - 城のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
名字見聞録名字見聞録
copyright©1996-2025 SPECTRE all rights reserved.
EDRDGEDRDG
This page uses the JMnedict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの内城 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS