内山正博 (野球)とは? わかりやすく解説

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内山正博 (野球)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/07 13:28 UTC 版)

内山 正博
基本情報
国籍 日本
出身地 佐賀県三養基郡基山町宮浦
生年月日 (1965-09-25) 1965年9月25日(59歳)
身長
体重
182 cm
75 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 1989年 ドラフト外
初出場 1990年4月14日
最終出場 1994年9月6日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

内山 正博(うちやま まさひろ、1965年9月25日 - )は、佐賀県三養基郡基山町[1]出身の元プロ野球選手投手)、元会社経営者(建設業)。

来歴・人物

小学5年で野球を始め、中学時代に外野手になるが、3年次に不祥事で対外試合が自粛となったため陸上部に所属した[1]

鳥栖高時代は、1年次秋に投手に転向し、1983年夏の甲子園に出場した[1]桜井高を降し2回戦に進むが東海大一高に大敗[2]

1984年に高校卒業後、青山学院大学へ進学。東都大学リーグでは優勝に届かず、怪我もあってわずか3勝に終わる[1]。東都大学リーグ通算29試合登板、3勝8敗、防御率3.23、28奪三振。大学同期に南渕時高がいる。

1988年に大学卒業後、社会人野球本田技研熊本に進む。同年の日本選手権に出場。尾崎定己との二本柱で勝ち進み決勝に進出するが、東芝のエース菊池総に抑えられ準優勝にとどまる。1989年都市対抗野球NTT九州の補強選手として出場。1回戦で先発に起用されるが川崎製鉄千葉に敗退[3]。同年に、日本のメンバーに選ばれる[1]

1989年オフ、ドラフト外日本ハムファイターズに入団[1]

1年目の1990年から中継ぎとして起用され30試合に登板。同年10月9日の対ダイエー戦ではリリーフに立つが、直後に降雨コールドゲームとなり、「0球登板」という珍しい経験をする。

1991年には先発も兼ねて4勝をあげる。1995年限りで現役を引退[1]

アンダースロー気味のサイドスローからのスライダー、シュート、シンカーを武器とし、「西武キラー」として知られた[1]

引退後は、佐賀に戻り家業の建設会社を継いだが、2010年に売上不振による債務超過で経営破綻した[4]

詳細情報

年度別投手成績





















































W
H
I
P
1990 日本ハム 30 0 0 0 0 3 0 1 -- 1.000 252 60.1 60 5 15 1 2 32 1 0 22 20 2.98 1.24
1991 38 6 2 0 1 4 8 1 -- .333 429 102.2 113 14 22 8 2 33 0 0 54 50 4.38 1.31
1992 16 3 0 0 0 2 2 0 -- .500 212 50.0 53 3 18 2 1 16 0 0 31 28 5.04 1.42
1994 24 0 0 0 0 0 0 0 -- ---- 91 19.1 27 3 6 0 0 8 0 0 8 8 3.72 1.71
通算:4年 108 9 2 0 1 9 10 2 -- .474 984 232.1 253 25 61 11 5 89 1 0 115 106 4.11 1.35

記録

背番号

  • 43 (1990年 - 1995年)

脚注

  1. ^ a b c d e f g h プロ野球人名事典 2003(2003年、日外アソシエーツ)、84ページ
  2. ^ 「全国高等学校野球選手権大会70年史」朝日新聞社編 1989年
  3. ^ 「都市対抗野球大会60年史」日本野球連盟 毎日新聞社 1990年
  4. ^ 内山建設㈱(佐賀県)/自己破産へ・負債総額約10億円 JC-NET

関連項目

外部リンク




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