六甲アイランド大橋とは? わかりやすく解説

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六甲アイランド大橋

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/07 10:05 UTC 版)

六甲アイランド大橋
基本情報
日本
所在地 神戸市東灘区魚崎浜町 - 向洋町東
交差物件 神戸港 六甲北水路
用途 道路橋
路線名 阪神高速5号湾岸線
管理者 兵庫県
着工 1990年9月
竣工 1994年4月
開通 同上
座標 北緯34度42分2秒 東経135度16分24秒 / 北緯34.70056度 東経135.27333度 / 34.70056; 135.27333
構造諸元
形式 非平行弦ダブルデッキローゼ桁橋
(基礎:ニューマチックケーソン)
全長 217 m
西行:13.5m - 19.004m
東行:13.5m - (15.15m+7.512m)
桁下高 32.8 m
地図
関連項目
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式
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六甲アイランド大橋 (英: Rokko Island Bridge) は、神戸市東灘区魚崎浜町六甲アイランドに架かる阪神高速5号湾岸線アーチ橋

高速道路のみで歩道橋はないので、自転車は渡れない。

構造

六甲アイランド大橋 (以下、RI大橋) は、橋長217mの非平行弦ダブルデッキローゼ桁橋である。RI大橋は、神戸大橋六甲大橋東神戸大橋と同様に二層構造となっており、上段は北行き(USJ関西空港方面)、下段は南行き(六甲アイランド方面)の道路が通っている。RI大橋の架かっている六甲北水路には大型船が通るが、港湾計画によって高さ29mの制限があるので、橋は水面上32.8mの高さに架かっている[1]

道路は湾岸線の他の区間と同様に片側3車線であり、道路規格は第二種第一級であるにもかかわらず、制限速度は40km/hである(湾岸線の他の区間は80km/h)。また、橋の南端(六甲アイランド側)には湾岸線の駒栄方面の延伸のための用地が確保されている。

歴史

1994年4月、阪神高速5号湾岸線中島六甲アイランド北区間開通と同時にRI大橋が完成•開通した。

しばらくして1995年1月、阪神淡路大震災が発生し、湾岸線全体でこの地震の被害を受けて、他と同様にRI大橋も被害を受けた。橋の支承が破損し、アーチ橋本体も横に3mずれた。復旧にあたっては、ずれたアーチ橋本体をまず大型クレーンで一時撤去し、もう一度クレーンで元の位置に戻すという作業を行った。慎重かつ迅速にこれらの作業は行われ、当初1995年10月復旧を目途としていたところ、3か月短縮し同年7月に交通開放することができた[1]

その後、2009年には大阪湾岸道路西伸部都市計画が決まり、2028年に湾岸線が駒栄方面に延伸される予定となっており、RI大橋においても交通量が増加することが予想されている[2]

なお、2023年に水道管の経年劣化に伴う漏水が発生した橋は六甲大橋であり、RI大橋ではない。

脚注

  1. ^ a b 震災を乗り越え本土と島をつなぐ架け橋 六甲アイランド大橋”. 阪神高速道路株式会社. 2023年7月19日閲覧。
  2. ^ 大阪湾岸道路西伸部 (六甲アイランド北~駒栄)”. 神戸市. 2023年7月19日閲覧。

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