六方晶フェライト
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/22 02:50 UTC 版)
「フェライト (磁性材料)」の記事における「六方晶フェライト」の解説
マグネトプランバイト型の六方晶型結晶構造を持つ。組成式は AFe 12 O 19 {\displaystyle {\ce {AFe12O19}}} (AはBa,Sr,Pb等)。マグネトプランバイト型フェライト、M型フェライトとも呼ばれる。スピネルフェライトと比べて磁気異方性が大きいため大きな保磁力を示す、代表的なハードフェライトである。バリウムフェライト、ストロンチウムフェライトがフェライト磁石として用いられている。また、M型とはやや異なる六方晶型結晶構造(W型、Y型、Z型等と呼ばれる)のフェライトも存在し、磁石としてM型を上回る特性を持つ可能性があることから注目されている。
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