八条優人(はちじょう ゆうと)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/12 06:11 UTC 版)
「天の神話 地の永遠」の記事における「八条優人(はちじょう ゆうと)」の解説
八条の兄。心療内科医。生物学上は男性でも由良と同様に性同一性障害で精神と肉体の性自認が異なり、内面は「秀人を溺愛する女性」である。そのため、安芸宮家に家庭教師を務めていた頃、匡は女性の印象を持っていた。秀人に「姉さん」と呼ばれ、彼を守るも愛する弟の心を奪い、傷つくばかりの元凶と看做すこすもを憎悪している。安芸宮家に家庭教師として出入りした過去があり、日嗣の義伯母・茉莉香に請われて肉体関係を持ち、倭の実の父親である。虫使い。同じ能力を受け継いだ倭を操り、こすも殺害を企む。闇そのものと化しており、倭に蟲を注ぐ際、子供たちを操ったことに激怒したこすもが招神したアマテラスの光に焼かれ、顔の右頬に火傷を負う。「蟷螂の斧」で最愛の弟を失い深い悲しみが憤怒に変わり、周囲の人々を操り憎いこすもの暗殺を企む。歪んだ愛憎により闇そのものと化しており、最終話「トオツカミエミタマエ」でこすもが招神したアマテラスの光を浴びて消滅した。
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