八木山球場とベーブ・ルース
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/24 10:01 UTC 版)
「仙台市八木山動物公園」の記事における「八木山球場とベーブ・ルース」の解説
八木山は、明治時代まで越路山と呼ばれた地域の一部であったが、八木久兵衛が払い下げを受けて所有し、開発に乗り出した。1929年(昭和4年)に八木山球場が完成し、翌1930年(昭和5年)に八木山遊園地が完成、1931年(昭和6年)には青葉山と八木山との間にある竜ノ口渓谷に吊橋の八木山橋が架けられた。 球場では1934年(昭和9年)11月9日に日米野球の1戦も開催され、かのベーブ・ルースが来日初ホームランを打つなどで「米7-0日」のスコアを記録した。八木山動物園の現アフリカ園エリアは八木山球場の跡地であり、売店が本塁側、そこから南に扇形に広がった野球場の外形を今もうかがい知ることができる。球が飛び込んだ外野スコアボードのあった場所にはそれを記念したベーブ・ルースの銅像も立っている。
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