入玉に関する戦略・戦術的な事項
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 04:44 UTC 版)
「入玉」の記事における「入玉に関する戦略・戦術的な事項」の解説
相手に入玉された場合は(局面にもよるが)一般に相手の玉将を詰ますことが困難になるため、相手が入玉を狙っている場合はそれの阻止を狙うように指すのが通例であり、またそれを阻止できないと判断した場合は自分も入玉を狙い始めることが多い。また相入玉したまたはそれが確実な局面で24点以上を確保できる見込みがないと判断した場合は投了するのが普通である。 特に穴熊戦法は玉を隅に堅固に囲う性質上、相手の入玉に弱く、穴熊側が相手に入玉されてしまうと、その入玉された玉を詰ますことも相入玉を目指すこともほぼ不可能になる。実戦ではこのような場合、攻防共に見込みなしとして囲いが崩れていないまま投了することが多く、このような状況を表す将棋用語として「(穴熊の)姿焼き」というものがある。
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