光学読み取り式改札機の開発
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 08:13 UTC 版)
「自動改札機」の記事における「光学読み取り式改札機の開発」の解説
乗車券に記録された情報を読み取る方式の自動改札機は1963年に近鉄技術研究所で研究開発が始まった。1966年には近畿日本鉄道と立石電機(現・オムロンソーシアルソリューションズ)の共同開発で鑽孔式(穴開け式)の光学読み取り式による自動改札機が開発され、近畿日本鉄道南大阪線の大阪阿部野橋駅で導入試験が実施された。さらに立石電機による開発が進められ1967年3月1日に京阪神急行電鉄(現・阪急電鉄)千里線の北千里駅で立石電機が開発した定期券専用自動改札機で本格的に採用された。しかし、全駅に導入されたわけではなく、また定期券専用であったため導入駅でも普通乗車券用に磁気バーコード式やその他の乗車券用に有人改札との併用であった。
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