元禄銀の鋳造量
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/11/19 04:10 UTC 版)
『吹塵録』、『月堂見聞集』伴に丁銀および豆板銀の合計で405,850貫余(約1,514トン)としている。 公儀灰吹銀および回収された旧銀から丁銀を吹きたてる場合の銀座の収入である分一銀(ぶいちぎん)は元禄銀では鋳造高の4%に引き上げられ、また吹替えにより幕府が得た出目(改鋳利益)は銀60,207貫余であった。元禄金の出目と合わせて500万両余が幕府に入ったが、その後、元禄16年11月23日(1703年12月31日)の元禄地震・火事などの災害により利益は消尽した『折たく柴の記』。
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