元宵節の由来
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 13:57 UTC 版)
一羽の天鵞が天より人間界に舞い降りた際、一人の猟師の放った矢で傷ついてしまった。それを知った玉皇大帝は、自ら大切にしていた天鵞に変わって正月15日に天より兵を遣わし地上を焼き払うことを計画した。その計画を知った一人の仙人は民衆を救うために地上に降り、正月15日に家々で松明を燃やし提灯を灯すことで厄災を逃れることができると伝えた。 人々は仙人の言葉の通りに正月15日に松明を燃やし提灯を灯すと、その仙人は玉皇大帝に対し既に地上は焼き払ったと報告、玉皇大帝は衆神を率いて南天門より地上を見下ろすと、地上は赤々とした炎に包まれており、既に地上を焼き払ったと錯覚したため人間界が焼き払われなくて済んだ。このことから毎年正月15日に提灯を灯す習慣ができたといわれている。
※この「元宵節の由来」の解説は、「元宵節」の解説の一部です。
「元宵節の由来」を含む「元宵節」の記事については、「元宵節」の概要を参照ください。
- 元宵節の由来のページへのリンク