傷害事件で有罪、辞職勧告決議
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「松浦忠」の記事における「傷害事件で有罪、辞職勧告決議」の解説
2005年3月23日、田中賢龍副市長に面会を求めた。秘書担当係長が打ち合わせを理由に断ると、無理に室内に入った。退去を求められると激高して副市長、係長ともみ合いとなった。これにより、副市長は手首に怪我を負い、係長は頚椎捻挫で加療10日間の診断を受けた。これを受け、市長の上田文雄は松浦を傷害罪で札幌中央署に刑事告発した。これに対し、松浦は副市長から突き飛ばされ、係長から羽交い締めを受けた結果頚椎捻挫で加療3週間の診断を受けたとして、4月6日までに札幌中央署に傷害罪で刑事告訴した。その後、松浦は11月2日に告訴を取り下げたが、11月17日、札幌中央署は松浦を傷害と暴行の疑いで、副市長と係長を傷害の疑いでそれぞれ書類送検した。札幌区検は12月22日、松浦を傷害と暴行罪で略式起訴し、副市長と係長を不起訴処分とした。その後、罰金30万円が確定した。これを受け札幌市議会は2006年3月6日、松浦に対する辞職勧告決議案を賛成多数で可決した。松浦は辞職しなかった。
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