傷害の結果が生じた場合
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/16 07:00 UTC 版)
「強盗・強制性交等罪」の記事における「傷害の結果が生じた場合」の解説
強盗強姦致傷罪や強盗・強制性交等致傷罪という類型は存在しない。そこで、どの条文が適用されるかについて争いがある。強盗強姦罪の単純一罪であるとする説、強盗強姦罪と強盗致傷罪の観念的競合であるとする説がある。 下級審ではあるが、強盗強姦罪の一罪のみが成立するが、傷害の事実は重要な量刑の対象であるとした判決がある(東京地判平成元年10月31日判時1363号158頁)。
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