偽装誘拐へ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/06/11 04:11 UTC 版)
「葛飾区偽装誘拐殺人事件」の記事における「偽装誘拐へ」の解説
社長は帰宅したとき、娘がいないことに不安を覚えて女のマンションに駆けつけたが、そのときには娘は殺されていた。女は社長に自首すると述べたが、それを聞いた社長は怒りだす。自らの不倫が原因で我が子が殺されたなどとなれば、社会的信用を全く失い、会社も自らも破滅すると考えたからだといわれる。社長は女に自首を思い止まらせ、娘の遺体の遺棄を命じた。自らは警察に娘が誘拐されたと通報し、さらに身代金目的と見せかけるために自宅に200万円を要求する脅迫状が届けられたとまで偽装した。また、女が埼玉県大宮市(現在のさいたま市)に遺体を遺棄してきたのを知ると、「50センチの深さに埋めただと。犬でも掘り起こしてしまうから1メートル以上掘って埋めて来い」と身勝手にも命じたという。
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