個人の独立自尊とは? わかりやすく解説

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個人の独立自尊

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/15 21:09 UTC 版)

修身要領」の記事における「個人の独立自尊」の解説

第一条 人は人たるの品位進め智徳を研(みが)き、ます〱其光輝発揚するを以て本分と為(な)さざる可(べか)らず。吾党の男女は、独立自尊主義を以て修身処世要領と為(な)し、之を服膺ふくよう)して、人たるの本分を全(まつと)うす可(べ)きものなり第三条 自(みず)から労して自から食(くら)ふは、人生独立本源なり。独立自尊の人は自労自活の人たらざる可(べか)らず。 第四条 身体大切にし健康を保つは、人間生々せいせい)の道に欠く可らざるの要務なり。常に心身快活にして、苟(かりそ)めにも健康を害する不養生戒む可(べ)し。 第五条 天寿を全うするは人の本分尽すものなり原因事情如何(いかん)を問はず、自(みず)から生命害するは、独立自尊の旨に反す背理卑怯の行為にして、最も賤(いやし)む可き所なり。 第六条 敢為活溌かんいかつぱつ)堅忍不屈けんにんふくつ)の精神を以てするに非ざれば、独立自尊主義を実(じつ)にするを得ず。人は進取確守勇気を欠く可(べか)らず。 第七条 独立自尊の人は、一身進退方向を他に依頼せずして、自(みず)から思慮判断する智力具へざる可らず。

※この「個人の独立自尊」の解説は、「修身要領」の解説の一部です。
「個人の独立自尊」を含む「修身要領」の記事については、「修身要領」の概要を参照ください。

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