保針性能
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/10 12:55 UTC 版)
船では旋回性能だけでなく直進する性能も重要である。まっすぐ進む性能を「針路安定性能」や「保針性能」と呼ぶ。船は常に波にさらされながら航海する場合がほとんどであり、波は船の針路を少しずつ曲げてゆく。 保針性能が低いと波の影響によって常に針路を修正しなければ正しい航路を維持できず、常に舵によって修正を続けることは操舵装置への負担と共に、抵抗も増えて燃費が悪くなる。 保針性能を測るには船をジグザグに走らせるジグザグ試験(Z試験)によってその反応から判定する。
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保針性能
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/20 03:55 UTC 版)
任務上旋回性能が重要であり、水中側面積比1/38の大きな舵を装備した。しかしながら、船体の長さが短いこともあり逆に舵が効きすぎて保針が困難となった。そこで舵の面積を若干小さくし、艦尾カットアップ部分から後方にデッドウッドを付加した。結果は良好であり、以降の艦も同様に変更された。
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