保弾板(Feed strip)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/03 08:19 UTC 版)
「弾帯」の記事における「保弾板(Feed strip)」の解説
金属製非分離式弾帯の前身で、構造的には24-30発程度を装弾する大型のエンブロック・クリップである(初期には保弾板か挿弾子(クリップ)か訳が定まっておらず両方の表記が見られる)。保弾板を連結できるものもあったが、重量に耐えきれず折れてしまうため限度があり、銃の取り回しにも差し障ったので、保弾板に関節を設けて柔軟性をもたせ垂れ下がりに耐えるようにした非分離式弾帯に発展した。第二次世界大戦中に諸外国の機関銃は弾帯式へ移行が進んだが、日本は軽機関銃は弾倉式、重機関銃は保式機関砲以来の保弾板から移行しきれないまま終戦を迎えた。
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