保存及び転送
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/26 08:32 UTC 版)
AppleによるファイルシステムであるHFSと、HFS+、及びファイル共有プロトコルAFPはFinder情報を考慮した設計になっているため、当然のことながらこれを正常に扱うことができる。しかし、他のプラットフォームとの交換の際にこれを損失してしまう可能性がある。 Mac OS用に開発された様々なアーカイブフォーマット(Macバイナリ、BinHex、Compact Pro、StuffIt、AppleSingleとAppleDouble等)では、Finder情報の全てあるいはその中の重要な情報を保存するので、リストア側のソフトウェアが対応していれば損失しない。 Classic Mac OSがDOS用のファイルシステムであるFATのフロッピーディスクにファイルを保存する場合は、隠しファイルを作ってその中にFinder情報を保存した。 現在のmacOSが他のプラットフォームにファイルを保存する際(FAT、SMB/CIFS等)は隠しファイルにAppleDoubleフォーマットを用いて保存する。 Microsoft Windows NTのSFM (Service for Macintosh) サービスを用いてNTFS上にファイルを保存した場合、Finder情報は代替データストリームとして保存される。
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