使用する符号
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/17 03:09 UTC 版)
バイエル符号にはギリシャ文字以外も使われ、順序は次のとおり。ただし現在では、A以降のラテン文字のバイエル符号はあまり使わない。 α, β, γ, ……, ω A b, c, ……, z B, C, ……, Q バイエルが小文字のaを使わなかった理由ははっきりしないが、α星との混同を防ぐためと考えられている。バイエルが使ったのはzまでで、B以降の大文字は他の天文学者によるものである。他の天文学者が小文字のaやR以降の大文字を使ったこともあったが、R以降の大文字は変光星の符号として使用され、バイエル符号としては現在は使われない。 なお、ラテン文字大文字のバイエル符号はいて座Aなど電波源の符号と紛らわしいが、正確には、バイエル符号は「A 星座名属格」、電波源は「星座名主格 A」で異なる。
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