作中のセリフとして
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/03 17:39 UTC 版)
「島根にパソコンなんてあるわけないじゃん」の記事における「作中のセリフとして」の解説
映画作中にて、敵が電脳世界に出現した際、登場人物の石田ヤマトは高石タケルとともに、祖母のいる島根県を訪問していた。電脳世界にアクセスするため、二人は周辺地域でパソコンを探すも見つけられない。そこでヤマトが「島根にパソコンなんてあるわけないじゃん」と発言する。この後パソコンは発見される。同作の監督である細田守は舞台の選考理由を聞かれた際、島根の方々には申し訳ない、と前置きした上で、「パソコンを探すのに苦労しそうな場所」だからと答えている。広島大学大学院(当時)の大西永昭は、三刀屋町と木次町(どちらも現雲南市)の風景をモデルとしているにもかかわらず、具体的な地名を出さずただ単に「島根」とすることで、田舎を示す記号として島根県が描かれている、と述べている。『デジモンアドベンチャー』のアニメのプロデューサーである関弘美は、このセリフで島根を誹ってしまったため、その数年後に島根にふるさと納税したと述べている。
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