何度も主君を変える
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 12:56 UTC 版)
高虎は一生に七回も主君を変えたことから、「渡り奉公人」の代表格といってよい武将である。武士は一生を一人の主君に尽くすべきであるとする江戸時代の封建的道徳の影響で、これまであまり評価されなかった。「渡り奉公人」とは、自らの才覚に自身があり、大身をめざす自尊心が高く、主君との関係は双務的で対等に近いものであった。高虎のような「渡り奉公人」は、この時代の京都や大坂といった大都市には大量に滞留していたのであり、高虎が特に変わっているとはいえないのである。
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