体色変化について
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/08/15 05:46 UTC 版)
腹部の銀色などの色は、皮膚下にある鱗状の構造に依っている。種によってはこの鱗の大きさが素早く変化することで体色を変化させることが出来る。 日本ではキララシロカネグモでこれが顕著に見られる。この種は腹部全体が金色に輝くことからこの名があるが、ヒトが触れるなどの刺激を受けると、腹部を覆う金色の鱗が縮んでしまうため、ほぼ瞬時に褐色に変化する。ヒメグモ科のコガネヒメグモに見られるものとよく似ている。 他の種でもこのような現象はある程度見られ、たとえばオオシロカネグモでは、腹部は銀色に黒い筋模様があるが、刺激を受けると銀色部が収縮するため、明らかに筋模様が太くなる。
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