体血管抵抗
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/25 06:31 UTC 版)
ここでも末梢動脈ラインを用いて、 動脈圧-右房圧 で体血管抵抗(Somatic vascular resistance; SVR)が計算できる。通常はそれを体表面積で割った指数(SVRI)が用いられる。動脈圧は数十~百数十mmHgの間で変動するが、中心静脈圧は十数mmHgであまり変化しない。すなわち、血圧の変化はそのまま体血管抵抗の変化であることにもなるが、「血圧が上がったから体血管抵抗が上がった」のかその逆なのかは、この値だけでは分からない。特に血圧の変動しやすい例では、短時間の値でなく続けて観察することが重要である。
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