住吉学園
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/22 05:41 UTC 版)
一般財団法人住吉学園(すみよしがくえん)は、日本兵庫県神戸市東灘区の住吉地区で旧武庫郡住吉村の村有財産を継承し、住吉地区における文化振興、教育助成、福祉活動を行っている組織である[1]。
注釈
- ^ ただし、関連する教育機関・保育所として住吉学園幼稚園(東灘区住吉本町)と住吉むつみ保育園(同区住吉宮町)がある[2][3]。住吉学園幼稚園の設置者であり[4]、園の運営にあたる「学校法人住吉学園」の理事長を財団法人住吉学園の理事長が務めている[4]。また住吉むつみ保育園の推進母体であり[5][6]:70。、園の運営にあたる「社会福祉法人住吉むつみ会」の理事長も財団法人住吉学園の理事長が務めている[7]。
- ^ 大阪市にある清明学院高等学校(旧「住吉学園高等学校」)とは無関係である。
- ^ 102万坪[6]:68。理事長自身が「ちょっと大げさ」と述べているが、かつては「住吉駅辺りから山の方を見ると、見えるのはほとんどが住吉学園の土地」と言われたという[2]。
- ^ 移譲は1946年11月から1947年2月にかけ3度に分けて行われた[6]:71。
- ^ 神戸ゴルフ倶楽部や甲南病院の土地の一部は、住吉学園の所有地である[2]。2013年現在、所有地は200ha、うち82haを賃地としている[6]:68。
- ^ 現在の渦森台から灘区六甲山町の一部にかけての地域。造成地には住宅地が開発され、土砂は神戸東部第三工区(魚崎浜町)の埋め立てに用いられた。
- ^ もともと、神戸市との合併当時に住吉学園が出張所用地として寄付した土地であった[6]:70。
出典
- ^ a b c d e f g h i j k l “財団概要 一般財団法人住吉学園とは”. 一般財団法人住吉学園. 2020年4月5日閲覧。
- ^ a b c d “暮らしやすい住吉をめざして 一般財団法人住吉学園理事長 中島愼賀さん”. 月刊神戸っ子 2013年9月号 (2013年9月). 2020年4月5日閲覧。
- ^ a b c d e “阪神間モダニズムの一角を 形成した〝住吉〟 一般財団法人住吉学園理事長 竹田統さん”. 月刊神戸っ子 2015年11月号 (2015年11月). 2020年4月5日閲覧。
- ^ a b “園のご紹介”. 学校法人住吉学園 住吉学園幼稚園. 2020年4月5日閲覧。
- ^ “「住吉むつみ保育園」開園に向けて準備進む”. 一般財団法人住吉学園 (2012年5月20日). 2020年4月5日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n 平竹耕三「住吉学園の経験から学ぶ都市コモンズの現代的意義」『都市住宅学』第90号、都市住宅学会、2015年、 67-71頁、 doi:10.11531/uhs.2015.90_67、 ISSN 1341-8157、 NAID 130006897977、2022年2月14日閲覧。
- ^ “法人概要”. 住吉むつみ保育園. 2020年4月5日閲覧。
- ^ a b “「日本一の富豪村」が全世帯に3万円支援できる謎とその原資”. NEWSポストセブン (2020年7月2日). 2020年7月21日閲覧。
- ^ “学園から謎の「3万円支給します」 富豪村の珍しい遺産”. 朝日新聞. (2020年7月5日) 2020年7月21日閲覧。
- ^ “神戸公式観光サイト『Feel KOBE』>観光>灘・東灘>住吉だんじり資料館”. 一般財団法人 神戸観光局. 2019年12月8日閲覧。
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