低刺激性用途:医療および宝飾
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/10 09:09 UTC 版)
「ニオブ」の記事における「低刺激性用途:医療および宝飾」の解説
ニオブおよびニオブの合金は、生理学的に不活性でアレルギーを起こしにくい。このため、人工装具や心臓ペースメーカーのような埋め込みデバイスに用いられる。水酸化ナトリウムで処理したニオブは多孔質層を形成し、オッセオインテグレーション(骨と金属の接合)に資する。 チタン、タンタル、アルミニウムなどと同様に、ニオブは熱して陽極酸化処理をすることができ、多彩な玉虫色を呈して宝飾用にすることができる。アレルギーを起こしにくい性質はこの点でも好ましいものとなっている。
※この「低刺激性用途:医療および宝飾」の解説は、「ニオブ」の解説の一部です。
「低刺激性用途:医療および宝飾」を含む「ニオブ」の記事については、「ニオブ」の概要を参照ください。
- 低刺激性用途:医療および宝飾のページへのリンク