位置察知への解決策
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/07 10:14 UTC 版)
射手が正面位置から位置を察知されることを回避するため、米国特許出願(20040099173)では発火性物質の代わりにLEDとコンデンサを使用するものが考案されている。この方式の最良の特徴は、重量が変化しないため、一定の弾道を保つということである。それでも通常弾とは重さが異なるため、この方式の曳光弾とは弾道は異なることが予想される。また、LEDとコンデンサの組み合わせは、おそらく通常の曳光弾よりも長く発光すると予想される。 考え得るもう一つの解決策として、交通信号機によく見られるような格子を弾丸の後ろに付けるというものがある。これは敵の監視角度から曳光弾の光を見えなくすることができる。その代わり、弾丸の真後ろに長く細い格子を付けた場合、味方からの監視可能角度まで下げてしまう。
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