位置付けと役割
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/20 06:26 UTC 版)
警察法62条に定められた正式な階級ではなく、「巡査長に関する規則」(昭和42年国家公安委員会規則第3号)に規定された階級的職位である。階級章は巡査とは別のものが用いられ、俸給(給与)の級も巡査より上位となるが、巡査に属する。 明示的に表現する場合は「巡査長たる巡査」、辞令等の正式文書では「巡査長警視庁巡査」、「巡査長○○県巡査」などと表記される。司法警察職員として捜査書類等に記名する場合は、司法警察員に指定されている場合を除き「司法巡査」の呼称を用いる。 巡査の階級にある者のうち、一定期間の勤務を経験して優れた指導力を認められた者が、選考を経て巡査長に任命される。実務上では、以下の任官諸条件もしくは、勤務年数が高卒採用から10年を超えてなお巡査である者は、懲戒歴などが無ければ特段の選考を経ずに昇任させる。
※この「位置付けと役割」の解説は、「巡査長」の解説の一部です。
「位置付けと役割」を含む「巡査長」の記事については、「巡査長」の概要を参照ください。
- 位置付けと役割のページへのリンク