位置・周辺遺跡
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/02 04:02 UTC 版)
史跡侍塚古墳は、上侍塚古墳と、その800メートル北にある下侍塚古墳の2基からなる。那須地方には前方後方墳が多く、上侍塚古墳・下侍塚古墳の2基も前方後方墳で、前者は全長114メートル、後者は全長84メートルを測る。上侍塚古墳は、足利市の藤本観音山古墳(116.5メートル)に次ぎ、栃木県内では2番目に大きい前方後方墳である。2基とも葺石が認められ、墳丘周囲には周濠の痕跡がある。築造は4世紀後半とみられる。 那珂川右岸の段丘には古墳が集中しており、上侍塚・下侍塚周辺にも複数の古墳が存在する。上侍塚の北には前方後方墳の上侍塚北古墳がある。また、下侍塚の北には侍塚古墳群がある。この古墳群は8基からなり、内訳は前方後円墳1、円墳6、方墳1である。
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