伝承状況
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 04:49 UTC 版)
主に初盆供養や先祖供養を目的として、8月13日から16日にかけてあちこちの集落に櫓が立つ。昭和の中頃までは観音様の踊り、地蔵踊り、八朔踊りなどもよく見られたが、今では滅多に見かけない。また、運動会などで踊ることも少なくなったほか、夏祭りの懸賞踊りも昔より減ってきており、専ら集落ごとの行事として伝承されている状況である。 平成に入ってからは口説き手の高齢化が深刻であるほか、住民の高齢化により盆踊りを行うことが困難になってきている集落が多い。実際に盆踊りをやめてしまったところも見られる。三つ拍子、六調子以外の踊りについては太鼓・口説・踊りともに忘れられつつあり、今後の伝承が危惧されている。
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