休車・廃車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/22 03:12 UTC 版)
2010年以降は電機子チョッパ制御装置の不具合が幾度か発生したことから、ほとんど運用しなくなっていたが、2012年2月20日に西大寺検車区から高安検車区へ回送され、休車となった。 その後、上記の故障の多さや電機子チョッパ制御装置の部品確保の問題が出てきたことと、同年3月20日に実施された白紙ダイヤ変更で、本系列の所属していた京都線や関連する橿原線と天理線の列車が減便となったこともあり、本系列は余剰廃車の対象となり、6月6日には高安検修センターの解体線に移動し、ク3500形ク3501を除く3両が解体され、7月10日までにク3500形ク3501についても先頭部を残した上で残りが解体された。先頭部の一般公開が2012年のきんてつ鉄道まつりより行われている。 なお、保守に難があった電機子チョッパ制御装置について、8000系の廃車発生品を利用した界磁位相制御への改造も計画されたが、車体の変状があり、改造は見送られ廃車となった。
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