伊勢市立郷土資料館とは? わかりやすく解説

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伊勢市立郷土資料館

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/15 08:36 UTC 版)

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伊勢市立郷土資料館
Ise City Folk Museum
2008年撮影
施設情報
専門分野 郷土資料
収蔵作品数 約1,100点[1]
来館者数 1,600 - 2,700人/年[1]
管理運営 伊勢市
延床面積 698m2
開館 1985年9月1日
閉館 2011年3月31日
所在地 516-0036
三重県伊勢市岡本三丁目1番9号
プロジェクト:GLAM
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旧山田郵便局電話分室。1985年から1993年まで、伊勢市立郷土資料館が入っていた。

伊勢市立郷土資料館(いせしりつきょうどしりょうかん)は三重県伊勢市にあった公立の博物館2011年平成23年)に閉館した[1]

概要

所在地は三重県伊勢市岡本三丁目1番9号。鉄筋2階建て延床面積624m2[1]で、館内は6つの展示室に分かれ、伊勢市内の考古・民俗・歴史や河崎問屋街などの資料を展示していた。収蔵品は日本初の紙幣とされる山田羽書など約1,100点であった[1]

建物は1962年(昭和37年)に三重県真珠協同組合が建設したものを伊勢市が土地とともに買収したものであった[1]。老朽化と耐震強度不足のため、2011年(平成23年)3月31日をもって閉館した[1]。閉館後は解体され、資料の一部は伊勢市小俣総合支所1階に設置される郷土資料室で展示し、残りは旧国際リゾート短期大学校で保管している[1]

展示内容

  • 1階
    • 第1展示室(歴史資料展示室) - 日本最古の紙幣「山田羽書」・参宮道中資料・御師関係の歴史資料・河岸問屋街河崎・おかげ参りジオラマ
    • 第2 - 4展示室(民具資料展示室) - 農業・漁業・生活・教育等の民具資料
  • 2階
    • 第5展示室(考古資料展示室) - 旧石器時代から中世の考古資料など
    • 第6展示室 - 各種企画展を行う特別展示室

沿革

参考文献

  • 『広報いせ 第1017号』2005年10月1日発行、伊勢市役所

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ a b c d e f g h 渡辺大地「郷土資料館 閉館へ 伊勢市 3月末 耐震不足と老朽化」中日新聞2011年1月22日付朝刊、伊勢志摩版18ページ
  2. ^ 1923年山田郵便局電話分室として建築、1955年に伊勢逓信診療所、後に日本電信電話公社伊勢健康管理所、NTT伊勢健康管理所、1997年12月にフランス料理店「ボン・ヴィヴァン」となる。
  3. ^ 『広報いせ 第563号』1985年8月25日発行、伊勢市役所
  4. ^ 『広報いせ 第754号』1993年12月10日発行、伊勢市役所
  5. ^ 『広報いせ 第761号』1994年4月10日発行、伊勢市役所
  6. ^ 『広報いせ 平成23年4月号(第66号)』 (PDF) p.22

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