伊住政和とは? わかりやすく解説

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伊住政和

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/16 04:48 UTC 版)

伊住 政和(いずみ まさかず、1958年昭和33年〉6月25日 - 2003年平成15年〉2月2日)は、日本茶人実業家。斎号は擔泉斎。茶名宗晃

経歴

1958年(昭和33年)6月25日、茶道裏千家家元15代鵬雲斎汎叟宗室の次男として京都府京都市に生まれる。母は登三子。兄は裏千家16代坐忘斎玄黙宗室。生誕時の姓は千で、裏千家の伝統によって伊住家を興した。息子に伊住公一朗伊住禮次朗

1981年(昭和56年)、同志社大学文学部を卒業した[1]

1984年(昭和59年)、 株式会社ミリエームを創設する[2]1985年(昭和60年) 裏千家の伝統により伊住姓を興す[1]

1988年(昭和63年)に「クラフトシアター茶美会」を開催し[3]1992年(平成4年)に茶美会文化研究所を創設した[4]。同年、大徳寺管長福富雪底につき得度し、茶美会文化研究所主宰として「茶美会・然」を開催した[5]

1998年(平成10年)、NTTの施設「鹿ヶ谷さびえ」のプロデュースならびに設計・施工・監修・運営を担当する。同年と2000年NHK教育テレビジョンの番組「趣味悠々」に出演した[6]

2002年(平成14年)、ニューヨークジャパンソサエティ、アジアソサエティ、財団法人国際茶道文化協会主催「The New Way of Tea」展チェアマンとしてプロデュースした[6]

2003年(平成15年)2月2日、死去[7]。満44歳没。

著書

  • 『茶の湯の小窓』小池書院、1998年
  • 『贅沢な食卓 懐石のこころ・フレンチのエスプリ』淡交社、2000年

脚注

  1. ^ a b 伊住宗晃|プロフィール”. HMV&BOOKS online(著書『入門 裏千家のお茶に親しむ』記載内容の転載). 2023年3月9日閲覧。
  2. ^ 会社案内”. 株式会社ミリエーム (2020年4月2日). 2023年3月9日閲覧。
  3. ^ About Us|茶美会文化研究所”. sabie.jp. 2023年3月10日閲覧。
  4. ^ History”. 茶美会文化研究所. 2023年3月9日閲覧。
  5. ^ About Us|茶美会文化研究所”. sabie.jp. 2023年3月10日閲覧。
  6. ^ a b 和の学校 伊住政和プロフィール”. NPO法人和の学校. 2023年3月9日閲覧閲覧。
  7. ^ -伊住宗晃宗匠 本葬・告別式 大徳寺本坊でしめやかに”. 裏千家 (2003年2月12日). 2023年3月9日閲覧。



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